ニッサン スカイライン GTS-t タイプM 2ドア

長所

  • アルミホイールがスポーティなデザイン。(別途スタッドレスタイヤ用にも1セット購入)
  • テールライト周りの斬新なデザイン。
  • 4WS・SUPER HICASにより高速でのレーンチェンジが楽。
  • ぬゆわkm/h出る。

短所

  • 普通の走行でリッター4kmしか走らないため、GSには頻繁に立ち寄らないといけない。
  • E-ATは出足の反応が鈍くて本当に危険。
  • 車体フロントが重過ぎてハンドリングが鈍い。また、当然だが雪道登坂性能は低い。
  • エアコン、オーディオ、ドアミラー、エンジンなど故障の多さに驚くくらい完成度が低い。
  • 新車時からシリンダーヘッドにひびが入っていた。
  • 全長が長過ぎて取り回しがしづらい。
  • 排気音が普通でイマイチ。
  • 乗鞍高原を走行中に車内がガソリン臭くなった。なぜだろう?

エピソード

乗っていたのはフルレンジ電子制御オートマチック、ボディカラーはブラックパールメタリック。

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スカイラインでもスキーにはホントよく行った。スキー場の駐車場でこっちを見て何だこのバカは?って感じの顔をよく見かけたものです。
出来るだけ晴天率の高い中央高速で行く、五竜とおみと八方尾根がメイン。八方尾根は中央高速で3時間、湯沢温泉は関越で2時間。この1時間を惜しんで、湯沢方面の上越国際、グリーンピア津南、かぐらみつまた、などに行くこともありました。

平日の早朝、万座温泉スキー場に向かっていたときのこと。
普通の降雪が関越自動車道に入ったとたん大雪となった。追い越し車線(積雪で車線は見えない)を走行中に目の前の車が何台も次々と、右側の路側部の積雪に嵌っていくのであった。
路側部にはかなりの積雪があるにも拘わらず、スピードを落とさなかったことにより、雪に右前タイヤがとられてハンドルが効かなくなり、雪の深みに嵌っていくのである。そして最後は、雪の中でまったく動けなくなる亀の子状態展示場と化していた。高速から見る色とりどりの亀の子はシュールでした。

もっと怖いのが、タイヤが引き込まれていることに気づいて(普通は気づかない)、ハンドルを反対側に切り過ぎてしまうことなのです。これは、引き込まれていたタイヤが雪から解放された途端に、車は突然反対側を向いてスピンしてしまいます。

なんと、私の2、3台前を走っていた、あの「私をスキーに連れてって!」のセリカGT-FOURがその通りになったのです。
追い越し車線走行中になぜか突然、左車線をどんどん越えて左端のガードレールに向かって突進。そして激突してその反動でまた追い越し車線側まで飛ばされ止まりました。そこを、間一髪通り抜けたのです。その後、あまりのバカの多さに、パトカーが何台も来て先導車になり、スピードを抑えていきました。

関越を降りてからも、地元民の車が路上に置き去りにされているほど突然の大雪だったのです。そして最後の難関、万座スカイラインを上る手前のGSに給油するため立ち寄った。なんせ、リッター4kmだから。
すると店員が、もし万座スキー場に行くのでしたらこの車では無理、スタッドレスタイヤでも無理ですよと。チェーンにしなければここは登れないとアドバイスを頂いた。しかし、チェーンはあるがここまで来て装着はしたくない。

でも、店員の言う通りだった。いきなり、麓から少し上がったところでタイヤが空転して前進不可能。平日が幸いして、後続車が無いので一旦平坦路までバック。そこで、重みを全部後ろに載せ替え、車体後部を重くして再スタート。

う~ん、どんなにアクセル調整しても速度は20km/h以上は出ない。しかも、タイヤは空転状態。空転無しでは前に進まない。後輪のLSDがモノを言うと思っていたがまったく効果が無い。ということは一輪走行しているのだ。

もう半分以上は上がっただろうか?今ここで止まったら、二度と前進できないはず。もしかして、下まで滑ってしまうかも分からない。そしたら、何かに激突するな、多分。とっ、マイナス思考で泣きそうになっていたところ、前方に万座プリンスホテルがやっと見えた。なぜかその途端エンジンがストップ。オートマなのになぜ???
冷静になって表示を見ると、排気温度警告灯が点いていた。そう、タイヤを空転させながら上がってきたせいだった。

ここまで来てもう駄目かと思いながら、イグニッションをONにするとエンジンが掛かった。そしてそのままの勢いでホテルフロン前まで行き、荷物を下ろし、向かいの駐車場に行ってから亀の子状態になった。でも親切な人がみんなで車を押してくれた。そして穴掘った場所を譲ってくれたのでそこに停めたのだ。感謝。

感想

念願のFRだったがフロントヘビーでバランスが悪く運動性能は低い。ビスカスカップリングのLSDは名ばかりのようだったが、過酷な雪道によくつきあってくれたものだ。感謝。

その他

2012/12現在、特に情報無し。

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