組織的に仕掛けられた罠に嵌っている状態が長期間続いたり、その出口が見えないと、本人が気付かないうちに心臓病を患ったり、うつ病になります。
これくらいの罠でへこたれないぞって思っていても、その緊張状態の中で物理的または精神的に、トリガーとなるような強い出来事があったときに以下のようなものが発症したりします。また、抗うつ薬で回復してくると軽い躁も体験するでしょう。
うつ状態 |
軽い躁状態 |
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睡眠 | 眠気が完全に無くなるので眠れない。3日ほど不眠が続くと脳の苦しさ?を味わうこととなるが、これ以上の苦痛は存在しないと思われるほど苦しくて我慢できない。 従って、睡眠薬のレンドルミンは予備数も含めて手放せない。 |
普通に眠れる。 |
食欲 | 気分が悪いので食欲はまったく無い。その上、常に軽い吐き気がする。 コーヒーのような嗜好品もまったく拒絶。 |
食欲旺盛となり、いくら食べてもすぐ空腹になる。 感性が研ぎ澄まされて味の旨さ(濃さじゃない)の感じ方が、数倍敏感になる。つまり、不味い、旨いがはっきり分かるようになり、旨いものは、より美味しくていっぱい食べ過ぎてしまう。 例えば、コーヒー好きの自分は、インスタントコーヒーはまったく飲めなくなり、モンカフェ(他メーカーはNG)だけを、朝食後だけでも連続3杯飲まないと我慢出来なくなった。 |
体重 | 10kg以上激減 | 10kg以上激増 |
気分 | もの凄く辛くて苦しいから、早く医師に診てもらって楽にして欲しいと思う。 | このハッピーな気分を他の人にも知らせたいと思う。 |
思考 | 考えが遅くなり、決断が出来なくなる。 | 感性が研ぎ澄まされて、早く大胆な決断が出来る。 |
考えること | 何でも悪い出来事は、自分のせいにして、とにかく自己否定をし続ける。 | 病気以前よりも体調が良くて、将来の夢や希望を考えたり実行したりする。 |
体調 | 絶不調で不定愁訴が出まくり。 耳鳴り、不眠、腰痛、胃痛、手の痛み・痺れ、バネ指、盲腸の痛み、頭痛、動悸、パニック障害、間欠性跛行、朝は手が痛くて開かないなど。 全てにおいて動作が遅くなる。 |
耳鳴り以外の不定愁訴は殆ど消えた。 |
娯楽 | 何もしたくない。 不眠のために脳を休めるためなのか、明かりが苦手となるので、家中の照明を暗いものに替えた。 PC・TV画面は目が回ってとても見られない。 うつが軽い時に映画に行ったが、音量の大きさに耐えられず苦しくなり、すぐに脱出した。 |
PC・TVを見たり、ブログで気休め。 |
性格 | 何も出来ない無価値な生物になっているのですごく優しくなれる。 自分のペースを築き、少しでも苦しさに耐えられるように引っ込み思案になる。 |
自己主張が出来るようになり、社会復帰も無問題と本人も思えるくらいアクティブになる。 |
注意 | 本人は、まったく頑張れない状態に陥って苦しんでいるにもかかわらず、周囲から「頑張れ」と言われると余計苦しみますので使わないこと。 3.11の時の「頑張れ、日本」は、被災者の中の患者に対して、頑張れない奴は居ないという前提の稚拙で野蛮な言葉と思う。 |
何でも喋りすぎたりするなど、他人から見て異常と言われた時は、医師と相談して治療を検討してください。本人も、躁状態は実感していますが、その許容程度については医師の判断が必要です。 |